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歯科医院の器具、保管管理あれこれ

歯科医院が大好き!という方は非常に少ないと予想するのですが、これを読まれているあなたはいかがでしょうか。
これを知ったら歯科医院が好きになるというわけではないと思いますが、苦手な歯科医院で使われている器具やその消毒、管理方法について今日は説明してみます。

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まず「お口を開けてくださーい」というドクターの手にあるのは、お口を明るく照らすライトの光を反射させたり、映してみたりする「ミラー」があります。
頬の粘膜を広げたり、舌をよけたり、削る機械から保護したりしながら使います。

他には「探針(たんしん)」という針のようにとがった器具もあります。これで詰め物やかぶせもの 、虫歯の状態を探ってみます。
針のようにとがっている先っぽでそれらを触ると、硬さや状態が私たち歯科スタッフに良く伝わって来るのです。

おなじみのピンセットもあります。これは小さなお口の中に薬品や詰め物、治療で使うものなどを確実に運んだりするために使います。
お口にたまった唾液や、削った時に出る水や金属の破片を吸い取る管をバキューム管といいます。
先生が持っている歯を削る機械では、エアタービンと呼ばれるものや、低速で切削していくエンジンとよばれるものなどがあり、ユニットと呼ばれる歯科の治療台からつながっています。
回転しながら歯や金属を削っていくので治療後にはオイルを挿して滅菌・保管をしています。

ほかにもいろいろな器具があるのですが、たいていのものはステンレスでできていて、患者さまごとに121度か132度に設定されたオートクレーヴと呼ばれるの高温の蒸気滅菌機にかけて衛生的に保たれます。
プラスチックなどでできているものは特別な薬品に漬けて消毒したり、アルコールで拭きとり消毒したりします。
その後、紫外線滅菌箱と言われる青い光をだすライトの下で保管されていることが多いです。
対象物の素材や用途に合わせ、適した消毒、滅菌を行い、厳しく管理しています。

なぜなら血液や唾液を介して感染する病気も多く、歯科医院での治療はそれらを多く扱うからです。
私たちスタッフがマスクや手袋を着用しているのもエチケットより、実は感染予防の観念からです。
大きな手術の時は、歯科医院でも帽子や緑の手術着を着て行うこともあります。

通常の治療でそこまで重装備だと、患者さまはびっくりしてきっと構えてしまいますよね。
でも歯科医院によっては、白衣も滅菌をしてから着用しているところもあったり、みなさんが座っているチェアという歯科治療のための椅子や、履いているスリッパも、衛生的に管理された水や薬品で拭いているところを見るかもしれません。
なんとなく30分から1時間ほど 座って滞在されている歯科医院でも、実はこのような衛生管理がいろいろと行われています。

患者さまが安心して治療を受けられるように、六本木の笠原歯科のスタッフは常に勉強を続け、衛生的な環境を提供できるようにしています。

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